今回は、MNさんからリクエスト頂きまして、『ヨーガ・ヴァーシシュタ』の解説をしてみようと思います(去年からリクエスト頂いていたのですが遅くなってしまいました)。ヨーガ・ヴァーシシュタは、ラマナ・マハルシがおすすめする古典 […]
カテゴリー: 書籍の解説
今回は、道元の「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」をわかりやすく解説したいと思います。 道元といえば、禅の曹洞宗の開祖と呼ばれる人物です。 僕は、禅というのは宗教だとは思っていません。 正確に言えば、宗教だとは思っていませ […]
今回は、龍樹(ナーガールジュナ)の「中論」をわかりやすく解説したいと思います(中村元『龍樹』講談社学術文庫より)。 「中論」というのは、仏教の「空」の思想の解説書みたいなものです。 般若心経の「色即是空・空即是色」を論理 […]
今回は、シャンカラの「ウパデーシャ・サーハスリー」という本の解説をしてみようと思います。 シャンカラと言えば、西暦700年〜750年頃に活動した不二一元論(アドヴァイタ)の創始者です。 シャンカラには多くの著書があるよう […]
アーサー・オズボーン著「ラマナ・マハルシの伝記」という本を読んでみました。 伝記なのですが、必ずしも時系列順に書かれているわけではなく、テーマ別に書かれています。 僕としては、時系列順に書かれていたほうが好みでしょうか。 […]
ラマナ・マハルシには「私は誰か?(Who am I?)」という小冊子があります(日本では「あるがままに」の巻末に収録)。ラマナ・マハルシと、帰依者であるシヴァプラカーシャム・ピライとの間で問答された内容がまとめられたもの […]
今回は、Aさんからリクエストを頂きまして、ブッダの「八正道」についてお話したいと思います。 八正道というのは、ブッダが説いた、悟りに至る道だと言われています。 僕は、八正道のことを、シンプルに「瞑想的な日常生活」と表現す […]
うちの妻が、スリ・ユクテスワの「聖なる科学」という本を買っていたようで、僕に読めと言ってきました。 Amazonではずっと売り切れ中のイメージがあったのですが、今は普通に買えるんですね。 「聖なる科学」というと、以前、A […]
ラメッシ・バルセカールは、「理解のトンボ返り」という言葉を使います。 非二元論の教えを聞いて、真理を理解したと思ったのに、突如として、そうは思えなくなってしまう現象のことですね。 「私は存在しない。はずなのに、ものすごく […]
バガヴァッド・ギーターという聖典は、とても稀有な存在です。 というのも、二元論的な思想を持つ人々に支持されるのは当然なのですが、非二元論的な思想を持つ人々にも支持されているからです。 例えば、不二一元論を提唱したシャンカ […]