今回は、ハートに意識を向けることと、「私は在る」ということの違いについてお話したいと思います。この2つ、同じようなものなんじゃないかと感じる人は意外と多いのではないかと思います。うちの妻からも、「それって同じことでしょ? […]
悟りの段階には、大きく3つあると思います。でも、意図的に目指すことができるのは、おそらく、2つだけです。3つめの最終的な悟りは、理屈的に、目指すということはできないはずです。 世の中では、瞑想中の状態を何段階かに分けて〝 […]
今回は、独断と偏見で、ニサルガダッタ・マハラジの名言をピックアップしてみたいと思います。 私が偽りなく言えることは、「私は在る」だけだ。それ以外はすべて推測だ。 『I AM THAT 私は在る』(ナチュラルスピリット刊) […]
僕は、マインドフルネスをあまり勧めていません。僕自身、マインドフルネスを実践してきてはいません。極端なことを言えば、悟りを目指す人は、マインドフルネスをやらないほうがいいと思っています。でも、世の中では、マインドフルネス […]
ブッダは〝目覚めた人〟と呼ばれています。ブッダというのは、必ずしも、ゴータマ・シッダールタという個人を指すわけじゃありません。〝目覚めた人〟全員がブッダです。でも、なぜ〝悟った人〟ではなく〝目覚めた人〟というんでしょうか […]
悟りとは、精神病の一種なのではないかと思う人もいるんじゃないかと思います。その気持ちは、僕も良く分かります。僕自身、「もしかしたら、そうなのではないか?」と疑っていたことがあるからです。もし、そうなのだとすれば、悟りを目 […]
古典の中では、真我実現した後に、堕落していってしまう覚者の話があったりします。「真我実現するということは、絶対的なことであって、その後に堕落するだなんてことはあり得るの?」と思う人もいるかもしれません。稀だとは思いますが […]
瞑想は万能であると思われることも少なくありません。「瞑想をすることで、体調が良くなる」「瞑想をすることで、孤独感を癒やすことができる」とかですね。でも、本当にそうでしょうか? 僕は、長年、瞑想を実践してきているけれども、 […]
過去生の記憶は輪廻転生が存在する証拠になるか?
世の中には、過去生の記憶を持って生まれてくる子どもがいるようです。過去生の記憶だなんて眉唾ものだと思うかもしれませんが、ヴァージニア大学の精神科主任教授であった、イアン・スティーブンソンによって、生まれ変わりは学術的にも […]
ひとりでいる時の苦しみ、他者と関わる苦しみ
苦しみは、大きく2種類に分けることができるかもしれません。ひとつは、内面的な苦しみです。例えば、過去を思い出しての苦しみや、将来を悲観しての苦しみなどです。「自分はなんてダメな人間なんだ……」と悲観するのは内面的な苦しみ […]