禅には〝月をさす指〟という言葉があります。月が真理なのであり、禅師はその月を指さします。でも、ともすれば多くの人は、月ではなく、その指に注目してしまいます。〝月をさす指〟という言葉は、そのことを戒めるものです。「指そのも […]
カテゴリー
禅には〝月をさす指〟という言葉があります。月が真理なのであり、禅師はその月を指さします。でも、ともすれば多くの人は、月ではなく、その指に注目してしまいます。〝月をさす指〟という言葉は、そのことを戒めるものです。「指そのも […]
禅の曹洞宗では只管打坐(しかんたざ)が重要視されているのではないかと思います。 只管打坐とは、ただ、ひたすらに坐ることです。 あれこれと考えずに、ただ、坐禅し続けることです。 禅には禅問答という言葉もあります。 言葉を使 […]
今回は、道元の「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」をわかりやすく解説したいと思います。 道元といえば、禅の曹洞宗の開祖と呼ばれる人物です。 僕は、禅というのは宗教だとは思っていません。 正確に言えば、宗教だとは思っていませ […]
禅の十牛図は、マインドフルネスの過程を表している図であると言われることがあるようです。 牛を探そうとする姿が、マインドフルネスであるように見えるのかもしれません。 自分の行動に気づきながら、日常生活を送ろうとするマインド […]
今回は、禅の十牛図についてわかりやすく解説したいと思います。 十牛図というのは、悟りに至るまでの段階を10の図と詩にして表したものです。 もともと図は八つだったようなのですが、中国の禅僧・廓庵(かくあん)によって二つの図 […]