紙書籍&電子書籍『空白JPアーカイブ2021+(Amazonへ移動します)』を出版しました。
2021年に空白JPに投稿したすべての記事に加えて、2018年に投稿した記事の中から1記事を抜粋して収録しています。書き下ろしの特別記事「僕にとって最後の執着となったもの」(2万文字ほど)も収録しています。僕の探求の過程をかなり具体的に語った記事になっています。もしかすると、「これって本当に真理の探求と言えるの?」と感じる人も少なくないかもしれません。
ちなみに、今年は紙書籍も出版しました。紙書籍は価格がどうしても高くなってしまうし、個人で出版するには色々と面倒なこともあります。なので、もともと紙書籍を出版するつもりはありませんでした。
ところが、Amazonが個人でも紙書籍を出版できるというサービスを開始したので、それを利用してみることにしました。プリント・オン・デマンドという仕組みだそうで、注文がある都度に、本のデータを印刷して製本して発送するという仕組みだそうです(それで翌日配達というのがすごい)。僕はデータだけ用意すればいいので、感覚としては電子書籍の延長線上みたいな感じです。
とはいえ、価格が高くなってしまうことには変わりありません。紙書籍の方は4340円します(後述する〝著者用コピー〟なら2990円でも買えます)。1冊ずつ製本するので割高ということに加え、空白JPはページ数がかなり多いので、製本代がどうしても高くなってしまいます。とはいえ、紙書籍のリクエストを頂いたこともありますし、欲しいという人もいるかなと思い対応してみることにしました。
読みやすさには多少こだわりました。3回ほど校正のための本〝校正用コピー〟を注文して、微調整を繰り返しました。
本のサイズは四六判と呼ばれる一般的なサイズです。『ラマナ・マハルシとの対話』と同じサイズと言えばいいでしょうか。
ちなみに、市販の本のような表紙カバーはありません。学校の教科書のような仕上げですね。表紙は光沢のある表紙と、マットな表紙を選ぶことができます(製作者はということですが)。どちらも注文して確認してみたのですが、光沢がある表紙の方がしっくりときたため、光沢のある表紙にしました。こんな感じです。
それにしても分厚い…… 。最終版はこれよりもうちょっと厚いです(写真で見るより厚く感じるかもしれません)。ラメッシ・バルセカールの著書で『意識は語る』という分厚い本があるのですが、その厚みとほぼ同じです。文字サイズを小さくして、行間も狭くして、余白も少なくすれば、今の価格よりも1割ぐらいは安くすることができるかもしれません。でも、紙書籍が読みたいという人は、おそらくは電子書籍やブログだと読みづらいと感じる人だと思います。なので、読みやすいと感じる文字サイズ、行間、余白にはこだわりました。
ページ番号の横には、投稿月とタイトルなどのナビゲーションも入れています。ちなみに、最終版ではページ番号とナビゲーションの部分を、2mmほど上にズラしています(下の余白の中央にくるように)。
また、空白JPでは他の本を引用することも多いです。なので、引用部分は視覚的にも分かりやすいように、ぶら下げインデントと呼ばれる処理にしました。こんな感じに、引用部分は本文よりも数段下に下げています。
ちなみに、印税の額は、電子書籍を購入しても紙書籍を購入しても1円単位まで同じになるように設定してあります。
もしかすると、「紙書籍の方が高いから、その分、山家のところにも多くいくのでは?」という理由で紙書籍を購入しようとしてくれる方もいるかもしれませんが、そんなことはないのでお好きな方を選んでみてください。また、Kindle Unlimitedの会員の方は、読み放題対象で読むこともできます。
『空白JPアーカイブ2021+(Amazonへ移動します)』
『空白JPアーカイブ2020+(Amazonへ移動します)』
著者用コピーのご案内
『空白JPアーカイブ2021+』(紙書籍)は、Amazonで4340円で販売されていますが、著者用コピーであれば、同じものが2990円で購入できます。詳しくはショップ「空白JPアーカイブ2021+【著者用コピー】」を確認してみてください。