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食べ物への依存と悟りについて【Q&A】

今回は、YKさんから頂いた質問メールを公開したいと思います。

YKさん、ありがとうございます。

YKさんからの質問

初めまして。昨日から読ませていただいています。質問は依存についてです。もしブログに書いてあったらごめんなさい。悟りから見たら依存もないのかもしれません。奇跡のコースの人に実験したらジャンクフードの影響が全くなかったらしいです。依存しているタバコやお酒に対しての悪影響という観念がなくなればそういうことになるのか。しかし悟れば身体の悪いところに対しての対処をしなくなるわけではないので、そこらへんのお考えを聞きたいです。ご自身では以前依存はありましたか?

すいません、追加です。
自分のことでも知りたかったですが、子供が過敏性腸症候群で精神も不安定です。
甘いものやお酒は良くないので控えてもらいたいのですが、年頃もあり親の言うことは聞きません。
これは全て自分の作った観念の結果の夢と捉えて子供は関係なく、自分と向き合うことなのか。
全て起きている、ということは運命として受け入れるということなのか、または自分が悟れば、観念の罠から抜けられればパラドックスで解決、本当は解決はないけど、良い方向にいくこともあるのか。
自分の依存、と、子供の依存への心配という二つの質問です。
よろしくお願い申し上げます。

回答

YKさん
こんにちは。

ご質問ありがとうございます。

僕自身は悟りと食べ物はほとんど関係はないと思っています。
むしろ、「なんでそんなに気にするんだろう?」と思うことの方が多いんです。

僕はヴィーガンでもなければベジタリアンでもありません。
ビールとワインも飲みますし、好きな銘柄だってあります。

ニサルガダッタ・マハラジというインドの覚者がいますが、タバコ屋を営んでいた上に自身もおそらくヘビースモーカーで癌で死んでいます。
なので、悟れば悪影響が無くなるとかそういうことも言えないのではないかと思います。

悟りというのは、むしろ、そういったことを気にすることから解放されることとも言えるんです。

もちろん、あまりにも不健康な食生活の場合には問題が起こるかもしれません。
1年間ずっとジャンクフードとかですね。
アメリカにいるような桁違いの肥満になってしまうとか。
その場合には、食生活の改善が多少なりは悟りに関係してくるのかもしれません。

でも、そうでもないなら多少の食べ物への依存傾向があってもそれほど気にしなくても良いのではないかと思います。
僕から見ると、むしろ食べ物と悟りを関連づけようとする依存傾向があるようにも感じられることも少なくないんです。

YKさんはどうかわかりませんが、特にヨガ関係の方に多いような気もしています。

僕は毎朝コーヒーを飲んでいるので、強いて言えばコーヒーに対して多少の依存傾向があるとも言えるかもしれません。
でも、カフェインの影響が無くなるといったことも無いんです。
コーヒーを飲みすぎると夜寝つきが悪くなったりもします。

もし、それが問題だと感じるならコーヒーを飲む量を減らしたりもします。
人はそれを問題だと認識しないことには改善しようとは思わないのではないかと思います。

YKさんはもしかすると、「悟ると悪い食べ物を食べても体への悪影響が無くなる」という考え方を信じているのかもしれません。

でも、それは微妙に結構違うんです。
体が悟るわけではないからです。

あくまでも、真我は食べ物の影響を受けないというだけであって、体は食べ物の影響を受けて当然なんです。
「じゃあ、真我って何だ?」というのが真理の探求なんじゃないかと思います。

それが色々な解釈を経て、「悟ると悪い食べ物を食べても体への悪影響が無くなる」という考え方に変化してしまったのかもしれません。

こんな感じで参考になるでしょうか?

作成者: 山家直生

空白JPアーカイブ2020+」「空白JPアーカイブ2021+」紙書籍&電子書籍(Kindle)も出版しています。

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