意志が強い人と、頑固な人。
なんか似ているような感じもありますが、
ちょっと違うと思います。
もちろん、どっちも合わせ持った人もいるでしょう。
僕です。
お話します。
頑固でいられるのは幸福なこと。
まず、最初に。
頑固でいられるというのは幸福なことだと思います。
というのも、そこに、問題がないと思っていることの裏返しでもあるからです。
周りの人に「あんたは頑固だね〜」って言われても、
本人にとっては問題がないんです。
あなたが、その人を頑固だと感じるということは、
その人を変化させたいということでもあります。
「考え方をもっと柔軟にすれば人生もっと楽になるのに」って。
でも、頑固な本人にとっては、
それで問題がないんです。
だからこそ頑固でいられるんです。
考え方によっては、それは幸福なことなんじゃないかと思います。
頑固さに意志は必要ない?
頑固でいることには、
意志の力は必要ないんじゃないでしょうか。
僕は、意志というのは、
心を志に変える力だと思っています。
頑固さっていうのは、もう、すでにそこにあるものです。
がんばって頑固になったというわけじゃないですよね。
まあ、中にはそういう人もいるかもしれませんが。。
なので、意志の力を使って、
頑固な心を、わざわざ頑固な志に変える必要はないんです。
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意志が必要になるのは、目的があるとき。
意志の力が必要になるのは、
目的があるときです。
まだ、達成できていない目的がそこにあるからこそ、
意志が必要になってくるんだと思うんです。
例えば、いきなり自転車に乗れるようになる子どもは、
そうそういないですよね。
ほとんどの人は練習が必要になってくると思います。
「(今はまだ乗れないけど)自転車に乗れるようになりたい!」
そう思ったときに、
はじめて意志の力が必要になってくると思うんです。
だって、子どもにはいろんな誘惑がありますよね。
家でおままごとで遊んでいたっていいんです。
近所の友達と公園で遊んだっていいんです。
選択肢はいろいろあります。
そんな、いろいろな選択肢がある中、
「自転車に乗れるようになりたい!」という思いを志に変えること。
それが意志です。
目的のために手段を変化させられるのが意志が強い人。
頑固な人と、意志が強い人の大きな違い。
それは、意志が強い人は、
目的のためなら、
手段を柔軟に変えられることにあるんじゃないかと思います。
大事なのは、目的を達成することです。
さきほどの例で言えば、
自転車に乗れるようになることです。
そのための練習方法はなんだって良いわけです。
効果があれば。
自転車に補助輪をつけて練習したっていいんだし、
親に、自転車の後ろを掴んでもらたっていいんです。
おそらく、もっといろんな練習方法があると思います。
でも、なんだっていいんです。
最終的に自転車に乗れるようになれば。
頑固かつ意志が強いということはあり得ます。
意志が強い人と、頑固な人。
2種類の人間がいるように感じますが、
どちらも合わせ持った人も結構いると思います。
僕もそうです。
意志の強さもあると思うし、
そうとうな頑固さも持っていると思います。
どちらも同時に成り立ちます。
そこに矛盾はありません。
例えば、頑固さでいえば、
僕は、モノを増やすのがあまり好きではありません。
出来る限り、不要なものは捨てていきたいと思う質です。
服にしても、極力少ない枚数で暮らすようにしています。
うちの妻には「もっといろんな服を着て欲しい〜」って言われたりするんですが、
少ない服の枚数で通しています。
頑固者だ思われていることでしょう。
でも、僕にとっては、それで問題がないんです。
だから頑固でいられているんですね。
でも、仕事に関しては、頑固ではないと思います。
もちろん、頑固さが現れることもあるのですが、
目的を達成するために、柔軟に考え方を変えていくということはしています。
そこには意志の強さがやっぱり必要になってくるんじゃないかなと思います。
まとめ
というわけで、
意志が強い人と頑固な人の違いについてお話しました。
大きな違いは目的意識だと思います。
そこに問題がなければ、
頑固でもいいんじゃないかなと思います。
まあ、その頑固さが問題を引き起こしてしまうようなら話は別ですけどね。
例えば、僕の服の枚数の少なさが、
うちの妻をノイローゼにさせてしまうぐらいの問題を引き起こすのなら、
ちょっと考えます。
そうなってはじめて必要となってくるのが、
意志の強さなんじゃないかなと思います。
「うちの妻をノイローゼにさせないためにはどうすればいいのか?」
という考えを意志の力で志にします。
そうすれば、僕の考えもいろいろと変わっていくことだと思います。
まあ、今のところは大丈夫そうなので、まだ頑固でいますけどね?
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