「やりたいことが見つからない」
そんな悩みを抱えている人はすくなくないはずです。
僕も前はそうでした。
でも最近思うんです。
やりたいことが見つからなくてもいいのではと。
お話します。
反対に、やりたくないことは?
やりたいことをハッキリと自覚している人っています。
そういう人は、脇目もふらずにやりたいことに一直線ですよね。
でも、その一方で、やりたいことが見つからないという人もいます。
なにに対してもやる気が湧いてこない状態ですね。
僕も身に覚えがあります。
でも、そんな、やりたいことが見つからないという人に質問です。
反対に、「やりたくないことはなんでしょうか?」
これには明確に答えられるという人は多いはずです。
僕の場合で言えば、営業職はやりたくないです。
というのも、人と話をするのが苦手だからです。
こうやって文章になっていると、そうは思われないかもしれませんが、
リアルタイムの会話の場合、パッと言葉がでてこないことが多いんです。
会話のテンポがとても遅いんですね。
そんなわけで、営業職はやりたくないなって思っています。
苦しみを避けようとするエネルギーはとても強い。
やりたいことは見つからなくても、
やりたくないことはすぐに見つかりました。
というのも、人の、苦しみを避けようとするエネルギーはとても強いからです。
おそらく、やりたいことをやろうとするエネルギーと同じなんじゃないでしょうか。
ただ、向いているベクトルが違うだけで。
ちなみに、ちょっと話が変わりますが、
あなたはご飯を食べにいくときに、
新しい店を開拓しようとする派ですか?
それとも、同じ店に通いつづける派ですか?
おそらく、やりたいことが見つからないという人は、
同じ店に通いつづける派の人が多いのではないでしょうか。
僕もそうです。
というのも、ごはんがまずい可能性をなくしたいからです。
ものすごく美味しい可能性もあるけど、
まずい可能性もある新しい店よりも、
そこそこ美味しいことがわかっている同じ店を選んでしまうんですね。
これも、苦しみを避けようとするエネルギーだと思います。
関連記事:意識的に苦しむことをオススメする理由。
やりたくないことをやらずにすむ方法を見つける。
そんなわけで、
苦しみを避けようとするエネルギーが強い人の場合は、
やりたいことを見つけるよりも、
やりたくないことをやらずにすむ方法を見つけるほうがいいかもしれません。
そのほうが、おそらく速くて、具体的で、エネルギーもともなうはずです。
やりたくないことをやらずにすむのであれば、
やる気がでてきませんか?
僕の場合は、営業職をやりたくないということはもちろん、
組織に属したくないというのもありました。
それを避けるために、今の仕事をはじめたんですね。
会社にはなっていますが、
僕ひとりの会社です。
そして、対面での営業活動はしていません。
こうやって文章を書くこと。
そして、Webマーケティングを仕事にしています。
もちろん、簡単ではありません。
でも、やりたくないことをしないですむということが、
強いモチベーションになるんです。
やりたいことをやっている人が羨ましい?
それでも、こう思う人もいると思います。
「やりたいことをやっている人が羨ましい」と。
その気持ち。わかります。
僕もそう思っていました。
だからこそ、やりたいことを探してしまうんですよね。
見つからなくても。
たしかに、やりたいことをやっている人って、
とてもポジティブで、エネルギーに満ちているような感じがします。
羨ましいと思う気持ちもわかります。
でも、それってずっと続くものなんでしょうか?
人は飽きる生き物。
人は飽きる生き物です。
どんなことであれ、飽きるときが必ずやってきます。
特に、楽しいと感じているものは飽きるスピードが速かったりしませんか。
いままでの人生の中で、ずっと飽きずに楽しめてこれているものってあるでしょうか。
やりたいことをやっている人も、
いずれ、飽きるときがきます。
そして、新しいことをやりはじめます。
転職したりとか。
飽きることとの戦いという側面があるんです。
その点、やりたくないことをやらずにすむために仕事をしているという人は、
飽きをあまり感じないと思います。
どちらも一長一短なんじゃないでしょうか。
関連記事:飽きっぽい性格を直す必要がない理由。
まとめ
というわけで、
やりたいことは見つからなくてもいいのではというお話をしました。
やりたいことが見つからないという人は、
ぜひ、反対に、やりたくないことを見つけてみてください。
そして、それをやらずにすむ方法を考えてみるのはどうでしょうか。
そっちのほうが簡単だと思います。