しっかりと瞑想する時間がとれないので、
寝ながら瞑想をしたいという需要は意外とあるみたいですね。
僕は、結構、
寝ながらの瞑想をしています。
そのやり方をお話します。
忙しくて瞑想する時間がない?
瞑想は、朝と夜、起きた後と寝る前に、
30分ずつおこなうのがいいと言われていたりします。
でも、なかなかその時間がとれないという人もいると思います。
朝は、学校や会社に遅れてしまうという理由でできなかったりするし、
夜は、疲れてしまって、座っての瞑想はちょっと億劫という場合もあると思います。
そんなとき、寝ながらできる瞑想があればいいなと思いますよね。
実際のところ、
寝ながら瞑想してもいいんでしょうか?
寝ながら瞑想してもいいのでは?
これに対しては、
明確な答えというのはないと思います。
でも、僕は、瞑想の本質というのは、
死をシミュレーションすることだと思っています。
そういった意味では、
寝ながらの瞑想はありなんじゃないかなと思います。
死んでいる状態に態勢は近いです。
まあ、瞑想になにを求めるかによると思いますけどね。
瞑想に、集中力の向上や、スッキリ感を求めるのであれば、
座って、きちんと瞑想したほうがいいとは思います。
でも、ただ、ちょっと心地よくなりたいという場合は、
寝ながらの瞑想はありだと思います。
実際、僕もよく寝ながら瞑想をしています。
瞑想しているという感覚はあまりないですけどね。
「感情」に意識を向ける。
一般的には、瞑想というと、
呼吸に意識を向けたり、体全体に意識をめぐらせたりします。
サマタ瞑想やヴィパッサナー瞑想ですね。
その他にもマントラを使った瞑想もありますが、
寝ながらのマントラ瞑想はちょっと向かないですよね。
僕は寝ながら瞑想するときは、
「感情」に意識を向けるという瞑想をしています。
だれに教わったというわけではないですが、
寝ているときに瞑想しようとすると、
自然とそうなってしまうのでそうしています。
自分が今、どんな感情を抱いているのか?
見守るようにして感情に意識を向けるんですね。
心地よさを感じることのほうが多いですが、
まれに、なにかしらのネガティブな感情を感じることもあります。
そんなときでも、見守るようにして感情を感じます。
ただ、それだけです。
そのまま寝てしまっても大丈夫。
寝ながら瞑想してはいけない理由として、
寝てしまう可能性が高いと言われることも多いです。
たしかに、その通りなのですが、
僕たちは、1日の終わりには結局寝るんです。
寝ながら瞑想をして、そのまま寝てしまったっていいのではないかなと思います。
時間がないからといって、なんの瞑想もしないより、
途中で寝てしまったっていいので、寝ながらの瞑想をしてみたほうがいいのではないでしょうか。
まあ、たしかに、座りながらおこなうサマタ瞑想やヴィパッサナー瞑想のようには、
集中力は向上しないかもしれません。
でも、瞑想って集中力も大事ですが、
集中しないことも結構大事だったりします。
まとめ
というわけで、寝ながら瞑想してもいいのかというお話をしました。
僕はしてもいいと思っています。
実際、寝ながら瞑想を結構しています。
寝ながら瞑想をするときは、「感情」に意識を向けるということをします。
なかなか心地がいいものですよ。
そして、感情を感じる瞑想は、
寝ているときはもちろん、起きているときもできます。
散歩しながらだって、掃除しながらだって、料理しながらだってできます。
マインドフルネスです。
なかなか汎用性の高い瞑想なので、
気がついたときにやってみるといいと思います。
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