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悟りの方向性の違いについて【Q&A】

今回は、Sさんから頂いた質問メールを公開したいと思います。

Sさん、ありがとうございます。

Sさんからの質問

はじめまして。悟るとどうなる、を検索していたらこちらのHPにたどり着き、昨日からいくつかブログを読ませていただいています。

(関連記事:真理を悟るとどうなるのか?【悟りに対する3つのイメージ】

わたしの脳の通常の使い方とは違うからか、脳疲労感を伴いながらも(笑)興味深く読み進んでいます。理解は全然追いついていないと思います。。

なぜ悟るとどうなるかを調べていたかというと、知り合いやその繋がりのSNSで、全てを悟ったかのような言動をしている方々がいて、フォロワーもけっこうな数いたりするのですが、私にとっては何かひっかかるものがあり、本当に悟っていたり、ある種の悟りに近い領域に至っているのかが気になったからです。

その方々のうち一人の言葉の1部ですが↓

「深くリラックスして静かに今という完璧な奇跡の流れに乗り、受け入れている時。
自己は無いが如し俯瞰観察してシンプルで豊かに流れる至福の只中に在るのみ。
結果聖なる全体と一つとなって地上天国を創造し続ける。
自己の不在という自然の状態は地上天国創造主のあり方そのものだ。」

「私たちは自分の現実を自分で創っていくことができる。
自分が人生の創造主だから、自分に危害を及ぼす物事を創造するはずがない。」

他のつながりの方たちも、全ては愛と光でできている。とか、
世界は自らの中にあり、あなたが幸せを感じているとき、世界も幸せを感じている。全てはひとつである。
という風な事を言っています。

その通りだったら素敵だな。と思う一方、どこかハイテンションな方向に引っ張られる感じが違和感としてあります。

その方たちがよく「今日も最幸〜」とか「ハッピー」とか「何かいい事起こってるらしい」など言っているからかも知れません。

わたしの友人もそちらに近い方にいますが、このまま影響を受け続けていいものか、悟りに近い領域ならいいのですが、間違った方向に行くようなら距離を置きたいとも思っています。

山家さんの文章からは、そのような感じは全く受けませんし、逆に静けさを感じます。
山家さんのおっしゃる至福は、そのようなハッピー♪な感じではなさそうに思いました。

もしよかったら、上記のようなスピリチュアルな方々の言動についてのお考えをお聞かせ願えればと思います。

回答

Sさん
こんにちは。

ご質問ありがとうございます。
脳を疲労させてしまい恐縮です(笑)

スピリチュアルなことを語る人の中には、自分の理想論を語ってしまう人も少なくないと思っています。
「こうだったらいいな」ということをまるで真実であるかのように語ってしまうんですね。

もちろん、僕はそれでも信じたい人がいるのならばそれでいいと思っているのですが、その理想論には矛盾点があることが多いような気もしています。

> 「深くリラックスして静かに今という完璧な奇跡の流れに乗り、受け入れている時。
> 自己は無いが如し俯瞰観察してシンプルで豊かに流れる至福の只中に在るのみ。
> 結果聖なる全体と一つとなって地上天国を創造し続ける。
> 自己の不在という自然の状態は地上天国創造主のあり方そのものだ。」
>
> 「私たちは自分の現実を自分で創っていくことができる。
> 自分が人生の創造主だから、自分に危害を及ぼす物事を創造するはずがない。」

例えば、「自己」は「創造主」ではないですよね。
あくまでも、自己の不在という自然な状態が「創造主」なんじゃないかと思います。

にも関わらず、この方は「自分が人生の創造主だ」とも言ってしまったりします。
自分の理想を語ってしまっているんです。

自分というのは創造主によって創造されたもののうちの1つでしかなく、運命に従って行動するだけの存在です。
すべての人が死んでいきますし、老化もしていきますよね。
イエス・キリストが槍で突かれたように、危害を加えられることもあるかもしれません。

でも、創造主自身は世界や自分がどんな状況であろうが影響を受けることがないんです。
「じゃあ、創造主って何なんだ?」というのが真理の探求なのであって、自分を創造主だと思いたがるスピリチュアルな方向性とはやはり違うのかもしれません。

もちろん、最終的には自分が創造主だという結論に至るんですが、自分が思い描くような理想論通りにはならないことは確かだと思います。

作成者: 山家直生

空白JPアーカイブ2020+」電子書籍(Kindle)を出版しました。

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このブログに書かれていることは、基本的には、なぜ、苦しみと退屈を避けないほうがいいのかということの説明のためにあります。

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