真理を悟った覚者には、自我は存在しないと思われるかもしれません。 あったとしても、自我はとても弱いのではないかと思うかもしれません。 それこそ、最低限の日常生活を送れる程度にです。 ところがどっこい、そうはなりません。 […]
月: 2020年9月
ご安心ください。 真理についての話です。 今回は、ちょっと切り口を変えて、料理を例に、真理を悟るための方法論(レシピ)の是非について、お話してみようかと思います。 実は、僕は、ほんの数ヶ月の間だけですが、料理教室に通って […]
今回は、ハルトさんから頂いた質問メールのやりとりを公開したいと思います。 ハルトさん、ありがとうございます。 テーマは、西洋哲学と真理についてです。
ラメッシ・バルセカールは、「理解のトンボ返り」という言葉を使います。 非二元論の教えを聞いて、真理を理解したと思ったのに、突如として、そうは思えなくなってしまう現象のことですね。 「私は存在しない。はずなのに、ものすごく […]
このブログでは「世界は実在しない」とか「時間は記憶だ」とか「虚無は有である」とか、結構、形而上学的なこともお話しています。 できるだけ、分かりやすく、理屈っぽく、体系的にお話しているつもりなのですが、本当のところは、そう […]
苦しみに飽きるための感じ方
僕は、このブログの中で、苦しみには飽きることができるということを良く言います。 でも、「本当に、飽きることなんてできるの?」って思う人もいると思います。 極端な話をすれば、車を運転していて、故意ではないにしろ、人を轢いて […]
数年ほど前に、「マインドフルネス」という言葉が流行りました。 どちらかというと、精神世界ではなくて、ビジネスの世界で流行ったような印象ですね。 「マインドフルネスを実践すると、仕事が上手くいく」みたいな感じで。 グーグル […]
バガヴァッド・ギーターという聖典は、とても稀有な存在です。 というのも、二元論的な思想を持つ人々に支持されるのは当然なのですが、非二元論的な思想を持つ人々にも支持されているからです。 例えば、不二一元論を提唱したシャンカ […]