苦しみは、大きく2種類に分けることができるかもしれません。ひとつは、内面的な苦しみです。例えば、過去を思い出しての苦しみや、将来を悲観しての苦しみなどです。「自分はなんてダメな人間なんだ……」と悲観するのは内面的な苦しみ […]
投稿者: 山家直生
人は、程度の差こそあれ、自分自身を客観的に俯瞰するということをしたりします。例えば、カメラを向けられるとなんとなく意識してしまうのは、カメラの視点から見た自分がどんな感じなのか気になってしまうからでしょう。人は、カメラが […]
「私は在る」という感覚は〝浄化具〟である
探求の世界では、「私は在る」という言葉が結構良く使われます。そのことを理解することが、真理を悟ることであるかのように扱われることが多いのではないかと思います。なにしろ、『聖書』にも登場する言葉です。「私は在る」とはどうい […]
一般的には、瞑想状態というのは素晴らしい状態なのであって、その状態を続けることが悟りにつながっていくと思われているかもしれません。確かにそうだとも言えるのですが、そもそも、〝瞑想状態〟ってどういうことなんでしょうか? こ […]
今回は、Aさんから頂いた質問メールを公開したいと思います。Aさん、ありがとうございます。 Aさんからの質問 山家さん、お久しぶりです。Aです。 最後のメールから1年2カ月経ってたんですね。 この間の私の変化としては、感情 […]
近年で、悟った人と言えば、インドのラマナ・マハルシが有名です。なので、仏教徒の中には、「仏教の悟りと、ラマナ・マハルシの悟りは同じなのだろうか?」と気になる人もいるかもしれません。僕も、気になっていた時期がありました。 […]
今回は、DKさんから頂いた質問メールを公開したいと思います。DKさん、ありがとうございます。 DKさんからの質問 こんにちは。 先日、瞑想中にこれがハートかな?と感じる体験がありました。まるで、試験期間が終わったような開 […]
今回は、YRさんから頂いた質問メールを公開したいと思います。YRさん、ありがとうございます。 ※今回は、10000文字ほどの長文です。 YRさんからの質問 こんにちは。いつも拝読しています。大変参考になります。ありがとう […]
今回は、MNさんからリクエスト頂きまして、『ヨーガ・ヴァーシシュタ』の解説をしてみようと思います(去年からリクエスト頂いていたのですが遅くなってしまいました)。ヨーガ・ヴァーシシュタは、ラマナ・マハルシがおすすめする古典 […]
ラマナ・マハルシは、「あなたは生まれたのですか?」と言うことがあります。この言葉、ちょっと究極的ですよね。そんなことを言われたなら、何も言い返せないわけです。「当然、生まれたと思っているけれども、それは勘違いだということ […]